ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突

作品データ

作品名
ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突
Game of Thrones Season2
公開年
2012年
キャスト
ピーター・ディンクレイジ / キット・ハリントン /
ニコライ・コスター=ワルドー / レナ・ヘディ /
ミシェル・フェアリー / エミリア・クラーク /
スティーヴン・ディレイン / ロリー・マッキャン /
チャールズ・ダンス / ジャック・グリーソン
レビュー対象
UHD Blu-ray
映像仕様
4K/Dolby Vision
音声仕様
Dolby TrueHD Atmos
当サイト評価
総合 10/10
音響 7/10
外部評価
IMDb 9.2 / 10
Filmarks 4.3 / 5
他サービス
Prime Video : HD/SDR/5.1ch
U-NEXT : HD/SDR/2ch
Blu-ray : HD/SDR/5.1ch

パッケージで探す

※楽天・Yahoo!は検索結果ページに移動します。
新品・中古を含む複数の商品が表示される場合があります。

STORY

あらすじ

エダード・スタークの処刑を境に、七王国は五人の王が同時に玉座を主張する「五王の戦い」へと突入した。
王都では狂気の若き王ジョフリーが暴政を敷き、北部ではロブ・スタークが独立を掲げて進撃を開始する。

一方、海を越えたデナーリスは、失われたターガリエン家の誇りを取り戻すべく、三頭のドラゴンの母として新たな歩みを始めていた。
さらに、世界の北端では、壁の向こうに潜む未知の脅威が本格的に動き出す。
複雑に絡み合う野望と裏切り、そして迫り来る冬の気配。

誰が生き残り、誰が玉座へと辿り着くのか。戦乱の火蓋は今、切って落とされたー。

REVIEW

作品レビュー

第一章で圧倒的な世界観を見せつけた本作だが、第二章ではそのスケールがさらに大きく広がっていく。

新たな勢力、新たな土地、そしてドラゴンという存在が本格的に物語へ絡み始め、より。
舞台が広がりファンタジー要素も濃くなって、単なる王座争いでは終わらないのが本章の大きな魅力だ。

そしてついに、大規模な戦いも本格化。
これまで水面下で燻っていた各勢力の思惑が激突し、七王国の情勢はさらに混沌としていく。
どの陣営にも正義と事情があり、誰か一人を単純な英雄や悪役として描かない。
だからこそ、それぞれの選択や裏切りがより重く、深く心に刺さってくる。

登場人物もさらに増え、物語はより複雑化していく。
正直、一度観ただけでは整理しきれない部分も多いが、その複雑さこそが本シリーズ最大の魅力でもある。
各キャラクターの立場や関係性を理解するほど、発言や行動の意味を後から気付かされる場面も増えていき、どんどん作品に引き込まれていく。

もちろん、先が全く読めない面白さも健在だ。
誰が生き延びて誰が退場するのか、毎話ごとの締めも相変わらず巧みで、続きを再生せずにはいられなくなる。
後半になるほど見所も増えていく、非常に上手い構成になっている。

第一章もスケールの大きさを感じさせたが、第二章はそこからさらに加速していく印象だ。
世界観はより広大に、人間ドラマはさらに濃密に。
白黒だけでは決まらない、この世界の複雑さを楽しもう。

SPEC

メタデータ

映像レンジ / 解像度
Dolby Vision / 3840 × 2160
輝度データ
Dolby Visionのためデータ取得不可
映像ビットレート
UHDのため測定不可
音声 / 音声ビットレート
Dolby TrueHD Atmos / UHDのため測定不可
VIDEO

映像レビュー

CHECK POINT

一貫した乱れのない超高画質

第一章から続く映像表現は、本章でも全く揺るがない。
むしろ世界観が広がったことで、その映像美の凄みをより強く実感できるようになっている。

解像感は相変わらず素晴らしく、ただ輪郭を強調しただけの不自然なシャープネスではない。
細部まで自然にピントが合うような、極めて上質な“本物の4K感”を味わえる映像だ。
衣装の刺繍の細かさ、石造りの城壁、金属の傷や汚れに至るまで繊細に描かれており、情報量の多さに圧倒される。

特に秀逸なのが、建物内部での光の表現。
本作は一般的な映画やドラマと比べてもかなり暗めの画作りだが、それが単なる見づらさではなく、時代感や空気感として成立している。
窓から差し込む淡い自然光、松明に照らされる揺らめく陰影など、ライティングが非常にリアルで、まるでその場にいるかのような没入感を生み出している。

さらに、本章では舞台が広がったことで、地域ごとの空気感の違いもより鮮明になった。
凍てつく北の寒々しい景色、乾いた風を感じさせる東の荒野地帯など、映像だけで土地の温度や湿度まで伝わってくるような完成度だ。
単なる綺麗な映像ではなく、世界観そのものを構築するための映像作りが徹底されている。

総じて、本章も文句なしの高画質作品。
第一章から一切妥協することなく、UHDらしい映像体験をしっかりと見せてくれる。
現代の作品と並べても全く色褪せない、極めて完成度の高いリファレンス級映像だ。

AUDIO

音声レビュー

Low Frequency Effect 4.0

平均的だが、一部強烈。

ダイナミックレンジ 4.0

合戦における迫力あり。

定位感・移動感 3.0

馬や狼の移動音ははっきりと。

環境音 4.0

一貫して場面ごとで使用される。

トップ 3.0

雷や合戦など、一部でトップ使用。

音響面に関しても、本章は第一章から続く高い完成度をしっかり維持している。
派手さ一辺倒ではなく、世界観へ自然に没入させることを重視した音作りは健在だ。

セリフは相変わらず非常に明瞭で、登場人物の多い会話劇でも非常に聞き取りやすい。
BGMや効果音とのバランスも絶妙で、情報量の多いシーンでも音が混濁しない。
重厚なドラマ作品として、このセリフのクリアさは大きな強みになっている。

また、環境音の作り込みは変わらず素晴らしい。
野営地では遠くから聞こえる人々の話し声や物音が空間を埋めており、人の営みが存在していることを感じさせる。
港では波の揺らぎや鳥の鳴き声が広がり、地域ごとに異なる空気感を音でもしっかり描き分けている。
派手に主張するタイプではないが、こうした丁寧な環境音が作品全体のリアリティを大きく底上げしている。

そして第二章では、ついに本格的な大規模戦闘が描かれる。
多数対多数が入り乱れる戦場では、あらゆる方向から剣戟や叫び声が飛び交い、サラウンド空間を活かした迫力ある音場を体感できる。
特に戦闘シーンでは音の密度が一気に増し、金属同士が激しくぶつかり合う音や、混乱する兵士達の怒号が空間全体を包み込む。

さらに爆発シーンでは、重低音の効いた迫力あるサウンドも印象的だ。
腹に響く低音と共に、飛び散る破片や炎の轟音が立体的に広がり、Atmosらしい空間表現も随所で感じられる。

派手さと聞き取りやすさ、その両立が非常に巧い音響設計で、映像クオリティに全く引けを取らない完成度。
本章では戦闘規模の拡大によって、シリーズの音響的な魅力もさらに一段階引き上げられている。

SCENES

聞きどころ

ネタバレ注意

「聞きどころ」は見どころを含むシーンでもあります。
そのため「聞きどころ」には、シーン内容に関するネタバレが含まれます。
未視聴の方や事前情報を入れたくない方はご注意ください。
一方で、短時間で見どころを把握したい方、ネタバレを気にしない方には参考になる内容です。

Ep9
サラウンド活用 低音活用

ブラックウォーターの戦い

エピソード全体で描く戦い。鬼火の迫力は中々のもの。

SUMMARY

総評

第二章では、そのタイトル通り王座を巡る覇権争いが一気に加速していく。
各勢力の思惑が複雑に絡み合い、人間関係や政治構造もさらに深みを増したことで、物語の面白さは第一章以上と言っていい。

裏切りや駆け引き、心理戦も相変わらず濃密で、常に先が読めない。
毎話ごとの引きも非常に巧く、「あと1話だけ」が止まらなくなる中毒性は健在だ。

そして本章は、映像・音響面の完成度も非常に高い。
特に4K/Dolby Visionによる映像美は素晴らしく、この世界へ没入する感覚をさらに強めてくれる。
広大な土地ごとの空気感、細部まで作り込まれた美術、戦場の迫力あるサラウンドなど、本作の持つ壮大な世界観を最大限楽しむならUHD版がおすすめだ。

当サイト評価
総合 10 / 10
音響 7 / 10

配信サービス

※配信状況は変更される場合があります。一部リンクにはアフィリエイトが含まれます。