ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

作品データ

作品名
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
The Lost World: Jurassic Park
公開年
1997年
キャスト
ジェフ・ゴールドブラム / ジュリアン・ムーア /
ピート・ポスルスウェイト / アーリス・ハワード /
ヴィンス・ヴォーン
レビュー対象
UHD Blu-ray
映像仕様
4K/HDR10
音声仕様
DTS:X
当サイト評価
総合 8/10
音響 8/10
外部評価
IMDb 6.6 / 10
Filmarks 3.5 / 5
映画.com 3.5 / 5
他サービス
Netflix : HD/HDR10+/5.1ch
Prime Video : HD/HDR10+/5.1ch
U-NEXT : HD/SDR/2ch
AppleTV : 4K/HDR10+/5.1ch
Hulu : HD/SDR/2ch
Blu-ray : HD/SDR/5.1ch

パッケージで探す

※楽天・Yahoo!は検索結果ページに移動します。
新品・中古を含む複数の商品が表示される場合があります。

STORY

あらすじ

『ジュラシック・パーク』事件から数年後、恐竜たちが生息する新たな島の存在が明らかになる。

かつて極秘に研究が進められていた“サイトB”では、人の管理を離れた恐竜たちが独自の生態系を築いていた。

調査チームとして島へ向かったイアン・マルコム博士たちは、巨大生物が支配する危険な環境の中で、生き残りをかけたサバイバルに巻き込まれていく。
しかしその裏では、恐竜を利益目的で利用しようとする計画も進行していた――。

前作以上にスケールアップした恐竜アクションと、自然の脅威を描くサスペンス要素が魅力のシリーズ第2作。

REVIEW

作品レビュー

前作の世界的大ヒットを受けて制作されたシリーズ2作目。
舞台を「サイトB」と呼ばれる隔離された島に移し、前作とはまた一味違ったサバイバルな展開に。

前作が衝撃的だっただけに、どうやってそれを超えるかに注力したんだろう。
恐竜たちの「野生感」とアクションは確実にスケールアップしている。
前作以上に実物大のロボットを使ったアニマトロニクスとCGIの融合が洗練されている。

特に2頭のT-レックスがトレーラーを襲撃するシーンの緊迫感や、
背の高い草むらから忍び寄るヴェロキラプトルの恐怖は、パニック映画として文句なしに一級品。
後半のサンディエゴ上陸編も、怪獣映画のようなエンタメ方向に振り切っていて理屈抜きに楽しめる。

ただ、「前作を超えたか?」と言われると、一歩譲るのが正直なところ。
前作で感じた、本当に恐竜が存在する!と思ったほどの圧倒的な感動は薄れ、
よりアトラクション風味の強い恐竜サバイバルへとシフトしている。

そのため、ストーリーや登場人物の行動には、やや大雑把な部分が目立ちツッコミどころもあるが、
しかし映画単体として見れば一級品であり、別物として楽しむのが正解だろう。

ハラハラできる最高峰のモンスターパニック映画であることは間違いなく、
前作が「映画史を変えたSFの金字塔」だったのに対し、今作は「贅沢な恐竜アトラクション映画」として価値がある。
大画面と良い音響で、恐竜たちの圧倒的な存在感を堪能したくなる一作だ。

SPEC

メタデータ

映像レンジ / 解像度
HDR10 / 3840 × 2160
輝度データ
ピーク 929nit / 平均 129nit
映像ビットレート
UHDのため測定対象外
音声
DTS:X / UHDのため測定対象外
VIDEO

映像レビュー

CHECK POINT

劇的では無いが、進歩が見られるUHD版

前作から4年後に公開されているが、全く同じような傾向の絵。

グレインははっきり、映像的な甘さは時代なりでそれは仕方ない。
ただやはりHD版と比較すると細かい所は進歩していて、甘くはあっても潰れている感じではない。
ノイズ感は全然無いし、4K!というよりはHD強化版のような印象だ。

原色で派手系なSDRと比較すると色のトーンも落ち着いていて全く違うし、
何より夜のシーンがちゃんと暗くなっているのがいい。意外と雰囲気が変わるのだ。
CGでのアニマトロニクスの感じも、HDRだと結構和らいでリアル感の増すプラス要素になる。

総じて、最新作のようなカリカリの4K画質を期待すると肩透かしを食うかもしれない。
ただ、HDRによる明暗の表現力と、デジタル臭さが和らいだ恩恵は大きく、UHD化の意味は十分にある。
派手さはないが、フィルムの質感を残したまま作品のリアリティを底上げしてくれる、手堅い仕上がりだ。

AUDIO

音声レビュー

Low Frequency Effect 4.0

Tレックスの足音は変わらず力強い。

ダイナミックレンジ 4.5

荒々しい迫力が魅力的。

定位感・移動感 4.0

後ろの定位感よし。ちび恐竜は秀逸。

環境音 4.0

前作と同じく強化されている。

トップ 3.0

有効活用はヘリくらい。

前作ほどではないが、DTS:Xになってある程度のバージョンアップを果たしている。

後ろを派手に使うのは元からだが、環境音なんかは少なからず付加されており
雨の音、虫や鳥の声などは、シチュエーションがジャングルだけに、よりはっきりと輪郭を帯びる。

激しい嵐の中、雷が上で鳴りまくっていた前作と違って、割と大人しめのささやかな雨だが、
前作とは異なる状況ということを表すには、こういう違いも雰囲気作りに貢献している。

基本的にレンジは大きめで、恐竜関連はどれもサラウンドチャンネルをよく鳴らす。
Tレックスの足音の響きは変わらず重く、後ろから迫る恐竜の鳴き声や動きは激しく、
音自体は荒削りだが、迫力重視のデザインで映像ともマッチしている。

映像と同じく、劇的では無いものの、より広くより没入感のある音作りになった。

SCENES

聞きどころ

ネタバレ注意

「聞きどころ」は見どころを含むシーンでもあります。
そのため「聞きどころ」には、シーン内容に関するネタバレが含まれます。
未視聴の方や事前情報を入れたくない方はご注意ください。
一方で、短時間で見どころを把握したい方、ネタバレを気にしない方には参考になる内容です。

53:00~1:06:55
サラウンド活用 低音活用

Tレックス家族

トレーラー内での軋みや衝撃音が派手に回る。
Tレックスの低音も強力。

1:13:00~1:18:30
サラウンド活用

ちび恐竜ハンティング

押し寄せるチビ達の動き回る音、水飛沫などが派手に後ろを鳴らす。

1:20:50~1:39:00

キャンプ襲撃

後ろから迫ってくるTレックスやラプトル達。

1:42:30~1:59:50

Tレックスが街で暴走

ここでも暴れ回るTの後ろの方向感ははっきり。
サラウンド全体はそこまで使わない。

SUMMARY

総評

一作目でメインが一頭、二作目でメインを増やす、というのは続編の定番。

百獣の王ライオンの如く、恐竜の王Tレックスみたいになっているが、
今回は惜しげもなく披露され、更にファミリー出演で楽しませてくれた。

基本的には王道の作りで、当時の大作なので古くとも十分に見れる作品になっている。
4K UHDだともっと良いものを期待してしまうが、30年近く経ってからも楽しめるのは凄いこと。

技術の発達でいろんな映像に見慣れてしまったが、これはこれで良いものだ。
音が良いとかなりプラスになる作品なので、サラウンド環境で是非。

当サイト評価
総合 8 / 10
音響 8 / 10

配信サービス

※配信状況は変更される場合があります。一部リンクにはアフィリエイトが含まれます。