作品データ
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Hulu : HD/SDR/2ch
AppleTV : 4K/HDR10+/5.1ch
Blu-ray : HD/SDR/5.1ch
UHD Blu-ray : 4K/HDR10/5.1ch
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あらすじ
特殊部隊のリーダー、ダッチは救出任務のため仲間たちと共に中米のジャングルへ向かう。
任務は順調に進んでいるように見えたが、部隊は次第に正体不明の存在に追い詰められていく。
姿を消しながら獲物を狩る謎の敵を前に、百戦錬磨の兵士たちはこれまで経験したことのない戦いを強いられる。
軍事アクションとして始まりながら、やがてSFとサバイバルホラーの要素を色濃くしていくシリーズの原点。
人類最強クラスの兵士と未知のハンターとの死闘を描く作品。
作品レビュー
クリーチャー映画の歴史を語る上で外せない存在であり、40年近く経った今でも新作が制作され続ける人気シリーズの原点。
現在ではプレデターの姿や能力、装備などは広く知られているが、本作公開当時は「一体何者なのか分からない」という未知との遭遇そのものが大きな魅力だったのだろう。
ジャングルに潜む正体不明の存在が少しずつ姿を現していく展開は、今見ても高い緊張感を生み出している。
登場する兵士たちは驚くほど筋骨隆々で、いかにも80年代アクション映画らしい顔ぶれだ。
しかし、その圧倒的な肉体があるからこそ、自信に満ちた屈強な男たちが次々と追い詰められていく恐怖に説得力が生まれている。
当初は狩る側だったはずの特殊部隊が、逃げ場のないジャングルの中で獲物へと変わっていく構図も見事。
仲間が一人また一人と姿を消していく絶望感と、「次は何が起こるのか」という期待感が最後まで途切れない。
プレデターの特殊な視界表現や未来的な装備、そして独特な音楽も非常に印象的で、一度見れば忘れられない個性を持っている。
リアルタイム世代ではないが、人型クリーチャーの完成形として思い浮かぶイメージは、今なおプレデターの影響を強く受けているように感じる。
現在では数多くの作品が後を追ったことで新鮮味こそ薄れているものの、このキャラクターが映画史に与えた影響の大きさはむしろ年々増しているのではないだろうか。
エイリアンと並ぶ映画界を代表するクリーチャーであり、自分が生まれてから現在に至るまで、これほど独創的で強烈な存在感を持つキャラクターはほとんど現れていない。
公開当時の観客と同じように、何も知らない状態でこの作品に出会ってみたかった。そう思わせてくれる数少ない名作である。
メタデータ
映像レビュー
古いながらも4K/HDRの恩恵はあり
1987年公開の作品だけあり、ひと目で時代を感じる映像ではあるが、単純に「HDと大差ない」と言えるほどではない。
最新作のようなシャープネスはないものの、アップで映る人物の表情は比較的良好で、遠景も多少の甘さこそあるがディテールが潰れてしまうほどではない。
全体を通してフィルムグレインは非常に強く、まさにフィルム撮影時代らしい質感が楽しめる。
戦闘シーンでは若干ノイズ感が目立つ場面もあるが、不自然に処理されている印象はなく、オリジナルの風合いを尊重した仕上がりとなっている。
舞台の大半を占めるジャングルの描写も良好で、汗に濡れた兵士たちの肌や熱気に満ちた空気感がしっかり伝わってくる。
筋肉に浮かぶ汗の質感や湿度の高い密林の雰囲気は、本作ならではの魅力と言えるだろう。
本作で特に恩恵を感じたのはHDR化だ。SDR版では全体的に明るく派手な色合いに見えがちだった映像が、HDRでは落ち着いた色調へと変化している。
解像感の向上以上に、こちらの効果の方が大きく感じられた。
強烈な日差しが差し込むジャングル、濃い影とのコントラスト、夜間の炎や激しく飛び散る火花などは見応え十分。
光と闇の表現に深みが生まれ、映像全体のリアリティも向上している。
また、現在ではシリーズの象徴とも言えるプレデター視点の特殊映像も健在。
低解像度で独特な色彩表現は最新作品と比べれば粗さもあるが、むしろ当時ならではの味として楽しめる。
最新作のような派手なリマスターではないものの、オリジナルの質感を損なわずに着実なアップグレードを実現した好例と言える。
個人的には無理に現代的な映像へ作り替えるよりも、本作のように作品本来の魅力を残した仕上がりの方が好印象だった。
音声レビュー
厚みを加える程度で目立つことはない。
ピークはかなりの迫力。
あまり無いが、プレデターの視界はちゃんと後ろで。
ジャングルだが環境音は小さく、BGMメイン。
アップミックス効果は空間の拡張くらい。
公開当時としては十分迫力のある音作りだが、現在の作品と比べると音質面には時代を感じる。
全体的にややこもり気味で、サラウンド表現もまだ発展途上といった印象だ。
アクションシーンでは後方スピーカーも活用されるものの、現代作品のような明確な方向感や移動感はほとんどない。
敵がどこを動いているのかを正確に描写するというより、とにかく銃声で迫力を生み出すことを重視したサウンドデザインになっている。
特に印象的なのはレンジの広さで、静かな場面から激しい銃撃戦への変化はかなり極端。
音量バランスも現代作品ほど洗練されておらず、大きな音は非常に大きく、小さな音はかなり控えめという荒々しい作りだ。
当時らしい勢いは感じられるが、安定感という意味では物足りなさも残る。
低音についても近年のアクション作品と比べるとかなり控えめな部類で、爆発シーンでも重低音が部屋を揺らすような感覚は少ない。
終盤の滝へ落下するシーンなど、一部で存在感を感じられる場面はあるものの、全体としては迫力よりも効果音中心のミックスと言えるだろう。
一方で、プレデターそのものを表現するサウンドは現在でも非常に魅力的だ。
独特な視界表現に合わせた電子音や未来的な武器の効果音は強い個性を放っており、一度聞けば忘れられない印象を残す。
さらにシリーズを象徴するアラン・シルヴェストリの力強い音楽も素晴らしく、プレデターの存在感を大きく引き立てている。
純粋な音質だけで見れば、映像以上にリマスターの恩恵を受けそうな作品ではある。
しかし、その粗削りなサウンドデザインもまた80年代アクション映画らしい魅力の一つ。当時の空気感を味わうという意味では、現在でも十分楽しめる音声だ。
聞きどころ
「聞きどころ」は見どころを含むシーンでもあります。
そのため「聞きどころ」には、シーン内容に関するネタバレが含まれます。
未視聴の方や事前情報を入れたくない方はご注意ください。
一方で、短時間で見どころを把握したい方、ネタバレを気にしない方には参考になる内容です。
村の人質解放
とにかく撃ちまくり、鳴らしまくり。
プレデター遭遇
撃ちまくりPart2。
トラップ仕掛け
プレデターの武器とBGMが迫力!
一騎打ち
サラウンドはなくとも迫力あり。
総評
アーノルド・シュワルツェネッガーの全盛期を象徴する一本であり、80年代アクション映画の魅力が詰まった名作。
現代の大作映画はVFXやCGによって圧倒的な映像体験を実現しているが、本作のような時代の作品は俳優自身の存在感や体当たりの演技によって成立している部分が大きい。
弾けんばかりの筋肉を携えた兵士たちがジャングルを駆け回る姿には、今の作品にはない泥臭さと説得力がある。
個人的には最新技術を駆使した現代映画も大好きだが、本作のような力強く荒々しいアクションにも同じくらい魅力を感じる。
CGでは再現できない生々しさや熱量があり、それこそが本作の大きな個性と言えるだろう。
そして何より、プレデターという映画史に残るキャラクターを生み出した功績は計り知れない。
現在でも数多くのクリーチャーやSFアクション作品が登場しているが、これほど強烈な個性と知名度を兼ね備えた存在はそう多くない。
後続作品が似た方向性を目指しても、結局はプレデターの影響から逃れられないほどだ。
映像や音声には時代相応の古さもあるが、4Kリマスターによって現在でも十分鑑賞に耐えるクオリティへとアップグレードされている。
オリジナリティに溢れた世界観と、今なお色褪せないクリーチャーデザインを堪能できる、まさにシリーズの原点と呼ぶべき作品だった。
公式予告編(海外版)
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