エイリアン VS. プレデター

作品データ

作品名
エイリアン VS. プレデター
AVP: Alien vs. Predator
公開年
2004年
上映時間
101分
ジャンル
キャスト
サナ・レイサン / ランス・ヘンリクセン /
コリン・サーモン / ユエン・ブレムナー
レビュー対象
Disney+
映像仕様
HD/SDR
音声仕様
Dolby Digital Plus 5.1
当サイト評価
総合 7/10
音響 7/10
外部評価
IMDb 5.7 / 10
Filmarks 3.4 / 5
映画.com 3.0 / 5
他サービス
Prime Video : HD/SDR/5.1ch
Hulu : HD/SDR/2ch
AppleTV : HD/SDR/5.1ch
Blu-ray : HD/SDR/5.1ch

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STORY

あらすじ

南極近くで発見された巨大な地下遺跡を調査するため、世界各地から専門家たちが集められる。

氷の下に眠る古代の建造物には、人類の歴史を覆しかねない秘密が隠されていた。
しかし調査が進むにつれ、そこは二つの地球外生命体が太古の昔から命を懸けて戦い続けてきた”狩りの舞台”だったことが明らかになる。

逃げ場のない地下遺跡で、人類は未知の生命体同士の壮絶な戦いに巻き込まれていく。

エイリアンとプレデター、二大SFシリーズが初めて本格的に激突するクロスオーバー作品。

REVIEW

作品レビュー

映画界を代表する二大クリーチャーが激突する夢のクロスオーバー作品。

エイリアンもプレデターも大好きだったので、公開当時はこの組み合わせを知っただけで大興奮だった。
反面、お祭り映画のような内容になってしまうのではという不安もあったが、実際に観てみると意外なほど丁寧に作られており、安心したのを今でも覚えている。

物語の軸はどちらかと言えばプレデター寄りで、そこへエイリアンの世界観を融合させた構成になっている。
人類とプレデターの関係についても独自の解釈が加えられているが、両シリーズを違和感なく結び付けるための設定として上手く機能していた。

若きプレデターたちが戦士として一人前になるための試練に挑み、これまで人間を相手にしてきた武器や戦術でエイリアンと戦う。
それだけでもシリーズファンには十分すぎるほど魅力的で、期待を裏切らない対決が描かれている。

特にエイリアンとの戦闘は迫力満点で、人間相手では表現できなかったクリーチャー同士ならではの激しい攻防が楽しめる。
そして『エイリアン2』で圧倒的な存在感を放ったエイリアンクイーンが縦横無尽に暴れ回る姿は圧巻。まさにシリーズを代表するボスにふさわしい貫禄を見せてくれる。

ラストも両シリーズらしさをしっかり残した締め方で、続編へ自然につながる展開も良かった。
細かな粗はあるものの、本編シリーズとは少し違う立ち位置のスピンオフ作品としては十分に期待へ応えてくれた一作と言えるだろう。

SPEC

メタデータ

映像レンジ / 解像度 / アスペクト比
SDR / 1920×1080 / スコープ
輝度データ
SDRのためデータ無し
映像ビットレート
最大 11.70Mbps / 平均 6.62Mbps
音声 / 音声ビットレート
Dolby Digital Plus 5.1ch / 256kbps
VIDEO

映像レビュー

2004年公開の作品で、現状はHD配信が中心ということもあり、画質はある程度時代を感じさせる仕上がりだ。

全体的にシャープさは控えめで、遠景だけでなく近景でもややソフトな印象を受ける。
細部の精細感も物足りず、HD作品として見ても決して高画質とは言えない。

物語の大半は暗い遺跡内が舞台となるが、黒は比較的明るめで、階調表現も特別優れているわけではない。
ノイズが極端に目立つことはないものの、画質面では全体的に平均的なHD作品という印象だ。

こうして見返すと、2000年代前半のHD作品よりも、90年代以前の名作がしっかり4Kリマスターされることの価値を改めて実感させられる。

一方で、CG技術が成熟し始めた時代の作品だけあり、肝心のエイリアンやプレデターの造形は今見ても十分見応えがある。
戦闘シーンも違和感は少なく、質感や動きもしっかり表現されているため、作品の魅力を損なうほどではなかった。

AUDIO

音声レビュー

Low Frequency Effect 3.0

特別重い所は無い。

ダイナミックレンジ 4.0

レンジは中々あり。

定位感・移動感 4.0

意外と後ろがきっちり。

環境音 3.5

吹雪や遺跡の空気感は良い。

トップ 2.5

定位感はなく、空間を広げる役目。

音響面は映像よりも一段上の完成度だ。

定位感や移動感がしっかり作り込まれており、サラウンドによる空間表現は十分に楽しめる。
吹雪が吹き荒れる捕鯨基地では冷たい風が周囲を包み込み、地下遺跡では広大な空間に響く反響音が心地良い。

遺跡の仕掛けが作動するシーンではサラウンドが広範囲に使われ、まるでその場に入り込んだかのような没入感を味わえる。
アップミックス環境では上方向にも自然に広がり、空間のスケール感をさらに引き立ててくれた。

低音の迫力はそれほど強くないものの、効果音は鋭く、現代的なサウンドデザインへと進化している印象だ。
特にプレデターの装備が発する電子音や武器の駆動音は存在感があり、中でも肩部プラズマキャノンの発射音はシリーズの中でも特に重量感があり、個人的にもお気に入りのサウンドだった。

エイリアンの咆哮や動きによる効果音も従来作品より大きく進化しており、時代の進歩を感じさせる部分の一つ。
爆発的な迫力を押し出すタイプではないが、空間表現とクリーチャーの存在感を重視したサウンドデザインは十分に完成度が高く、ホームシアターで鑑賞する価値をしっかり感じられる仕上がりとなっていた。

SCENES

聞きどころ

ネタバレ注意

「聞きどころ」は見どころを含むシーンでもあります。
そのため「聞きどころ」には、シーン内容に関するネタバレが含まれます。
未視聴の方や事前情報を入れたくない方はご注意ください。
一方で、短時間で見どころを把握したい方、ネタバレを気にしない方には参考になる内容です。

30:35~33:10
サラウンド活用

プレデター襲撃1

吹雪、音の余韻にプレデターの動きと後ろもきっちり。

44:30~56:45
サラウンド活用

プレデター襲撃2

戦闘だけでなく、ピラミッドの仕組みも良い感じ。

1:08:10~1:11:30

vs エイリアン

肩ランチャーが非常に気持ちいい音に。

1:16:50~1:20:30

ピラミッド爆破

サラウンドは使うが、意外と低音は控えめ。

1:21:40~1:25:20
サラウンド活用 終盤見せ場

vs クイーン

クイーンの素早さと暴れっぷり良し。

SUMMARY

総評

あまり評価は高くなくとも、個人的には愛すべき一本。

『フレディVSジェイソン』と並び、こうした”VS映画”の中でも特別な存在だろう。
どちらも絶大な人気を誇るキャラクターだからこそ、真剣な物語でありながら、どこかお祭りのような楽しさも感じられる。

もちろん、各シリーズの設定や世界観を厳密に考えるファンにとっては気になる部分もあるかもしれない。
しかし個人的には、そんな細かなことを忘れて楽しめるほど魅力的な作品だった。

残念ながら4K UHD化はされておらず、現在も配信はHD画質のまま。
シリーズ作品として見ても決して高い扱いを受けているとは言えないが、それでもエイリアンとプレデターが本気で戦う姿を映像化した価値は今なお色褪せない。

正史とは少し離れたスピンオフ作品だからこそ、難しいことは考えず、二大巨頭の激突を思い切り楽しむのがおすすめだ。

当サイト評価
総合 7 / 10
音響 7 / 10

TRAILER

公式予告編

※予告編は本編とは画質・音質が異なる場合があります。

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